2013年 / 31分 / 日本
監督 青山真治
制作 鈴木余位、広田智大、山崎遙、神田裕子
助監督 甫木元空、廣瀬有紀、石原弘之
撮影 西村果歩、内田俊太郎、諸星厚希
照明 山本圭太、川添彩、原悠介、椎名琴音
美術 大沼史歩、間瀬玲奈
録音 松枝風、舟迫彩
音楽 ヒマラヤ・ブラザーズ
振付 秋草瑠衣子
車両 由谷貴史
スチール 白井晴幸
スーパーバイザー 大久保賢一
出演 山本圭祐、足立理、林陽里、秋草瑠衣子、あおやましんじ、赤塚実奈子、松㟢翔平、椎名琴音、大河原恵、濱野風花
青山真治監督が多摩美術大学映像演劇科の教授在任中(2012~2015年)に、同科の学生や教員とともに制作した『FUGAKU』シリーズの第1作。映写技師Kがエージェントに連れられ辿り着いた山奥の湖畔。「犬小屋」と呼ばれるその場所には電飾の兜を被ったピカピカ教授と、生きる屍となった彼の娘がいた――。Twitterのbotから引かれた言葉をもとに構成された台詞や絵画など既存の言葉やイメージの引用、撮影に参加したキャストやスタッフから導かれたアイデア、撮影現場(山中湖)において生成される時間と運動のゴチャマゼ(mixed-up)具合が不思議な感触をもたらす。映写機が回り、光が照射されれば、ゾンビ=映画は何度でも甦る。