NEWS
Ghost Streamは動画も見られるweb上の雑誌のようなものを目指しています。
いろんな出来事や思いの出口や入口としてありつつ、その出口と入口へと向かう流れの合流が作り出す新しい渦や流れとして多くの人の心に届いたらと、そんな願いからスタートします。
初めは多くの配信サイトとあまり変わらないものに見えるかもしれません。
何よりもまず配信される作品が中心にあるからです。
ただ機を見てそれを取り巻く言葉の数々に目を向けていただけたら。
それらもまた配信される作品の一部として、その作品自体を増幅させ変容させて行くことになるでしょう。
作品は固定した輪郭を持つのではなくどこまでも広がっていくひとつの流れとなってわれわれの身体の中から世界の果てまでを巡ることになる。
そんなきっかけの場所を作ることができたらと思っています。
したがって、このGhost Streamも定型を持たず気が付くと思わぬサイトへと変貌しているかもしれません。
言葉が増殖し、作品を巡る運動が作品自体を脅かし、まだ見ぬ作品が陽炎のように姿を現す。
そんな危うく不確かではかない動きの目撃者として、ぜひ参加してみてください。
そして観ることは動くことだということを実感していただけたらと思います。
バビロン2 -THE OZAWA-
空族
FURUSATO2009『サウダーヂ』のための長い予告編
空族
無言日記 / 201466
三宅唱
無言日記 2018
三宅唱
INTERVIEW
眼前にゴロンと世界が投げ出されてしまう瞬間
富田克也、相澤虎之助インタビュー
空族は、長編製作の際に極めて長期間に及ぶ準備ーー彼らはそれを「リサーチ」と呼ぶーーを行うことで知られている。それは彼らの作品を練り上げるために必要な作業であると同時に、なかば副産物のようなかたちでいくつかの作品を生み出す。
REVIEW
相澤虎之助監督『花物語バビロン』『バビロン2 -THE OZAWA-』バラバラになった花たちの欠片に捧ぐ
文=荻野洋一
地球の歩き方』を抱え持って日本社会の閉塞からいっきに脱却しよう、などと、『花物語バビロン』(1997)の主人公は臆面もなく宣言する。はじめに自分捜しありき。いま、ここに自己同一性を確立できない人間は、できるだけ早くここからずらからねばならぬ。死にたくないならば。
INTERVIEW
発見する喜びの先へ
三宅唱監督インタビュー
三宅唱監督がiPhoneのカメラを使って撮影し続けている「無言日記」。WEBマガジン「boidマガジン」の連載として2014年から約1ケ月ごとにその映像作品を発表してきました。今回配信されるのはその映像を1年ごとにまとめ、再編集したものになります